「何からやればいいか分からない…」
「離婚後のお金のことが心配…」
離婚の準備をしていると、
どうしても“心の余裕”がなくなりますよね。
当記事では、
・離婚の流れ・やるべき３つの準備
・「揉める1番の原因」の解決方法
・損しないために今やるべき事
上記内容について詳しく解説していきます。
特に、離婚でいちばん揉めるのは
「お金と持ち家」です。
離婚後のお金で後悔したくない方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
離婚の流れ
離婚前にやるべき3つの準備
約９割の夫婦が協議離婚で解決している一般的な流れはコチラです。
- STEP1離婚の話し合い（協議離婚）
・主に親権、養育費、面会交流、財産分与などを決める。
- STEP2離婚協議書の作成
- STEP3調停・裁判（協議が難しい場合）
・話し合いが難しい場合
➡︎家庭裁判所へ離婚調停の申し立て
・調停でも解決しない場合
➡︎離婚裁判へ - STEP4離婚届の提出
離婚届を市区町村役場に提出し、離婚成立。
重要なことは、後で「言った言わない」のトラブルを防ぐために、決めた内容を必ず書面（離婚協議書or公正証書）に残すこと。
ｱﾄﾞﾊﾞｲｻﾞｰ
もし、”継続的な支払いを約束”や”貰う金額が大きい”場合などは、公正証書にすることをオススメします。
離婚前にやるべき3つの準備
生活・住まいの準備
・離婚後どこに住むか
・新しい住居・引っ越しの手配
・貴重品・通帳・印鑑の整理子ども・手続きの準備
・親権・養育費・面会の取り決め
・学区変更・転校の確認
・離婚協議書・離婚届の準備お金・財産の整理
・預金や保険の名義確認
・相手の収入・共有財産の把握
（最重要）
離婚後に1番揉める原因の一つが、
財産分与などのお金のトラブルです。
特に、「持ち家をどうするか？」は揉める可能性が1番高いです。
離婚で一番モメる原因
“持ち家問題”の解決方法
持ち家は、現金や預金と違って、簡単に半分に割れないため、知識がないと大損する原因になります。
・夫婦の中で最も金額が大きい資産
・ローンの残債が絡む
・名義が複雑
・売る？住む？渡す？の判断が必要
持ち家を財産分与で分ける
方法は３つあります。
✅夫が住み続け、家の半分の価値を妻に現金で支払う
✅妻が住み続ける（名義変更・金融機関の許可必要に注意）
✅売却して得たお金を折半する
実際には、約9割の夫婦が
「売却して現金化」を選択します。
持ち家の財産分与で損しない
“先に”やるべきこと
相手と持ち家の話し合いを始める前に、
「持ち家の正確な価値」を知っておくことが重要です。
理由として、
「相手から提示された金額を鵜呑みにしてしまった」
「後から家の価値がもっと高いと知り、数百万円損した」
…など悲しいケースが多いからです。
また正確な価値を知ることで、家を売って利益を折半するか、どちらかが家に住み続けたほうがいいのかが決めやすくなります。
例えば…
・自宅の売却価格：3000万円
・住宅ローン残債：2500万円
であれば、
➡︎ローンを完済して500万が残る。
250万円を2人で分け合える
つまり、持ち家の価値が低ければ…
➡︎住宅ローンが残る
持ち家の価値が高ければ…
➡︎手元にお金が残る👍
このように持ち家をどうするか？を決める大きな判断材料になるんです。
価値の大きさは重要ポイント。
そのため、持ち家の価値を最大限に引き出す必要があります。
「持ち家の価値を知る」
損しない方法とは
１社だけに依頼ではなく、しっかり複数の不動産会社から価値を知ることが重要。
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多くの不動産会社は
✅価値だけを知りたい
✅売るかはまだ決めてない
このスタンスを理解しています。
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不動産一括査定の注意点
「釣り査定」に気をつけて
査定額は高ければ高いほど良い…
でも注意が必要です。
一部の不動産会社では、
契約を取るために「根拠のない高額査定」を出すケースがあります。
実際に、査定額と比べて売却額が約２割ダウンして成約しているケースも多い…
見かけ上の高額査定に惑わされないようにしましょう。
もし他と比べて査定額が高い場合は、
「査定額の根拠を聞いてみる」ことが大事です。
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追伸：まだ迷っているあなたへ
離婚のことを考えるだけでも、
心も頭もいっぱいになりますよね。
“今すぐ決める必要”はありません。
ただ、少しだけ“準備”をしておくと、後で本当にラクになります。
将来どうするかを考えるための「材料」を持っておくことが大切。
まずはできることから、
小さな一歩を踏み出しましょう。
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